シーラカンス 1
シーラカンスは、深海魚。
暗い海の底に、眠る魚。
眠りながら、生きる。止まっているような時を…。
不思議なタイトルだな、と思いました。
シーラカンスなんて、およそ、少女漫画っぽくない。
内容も、暗い海の底を連想させるような、
闇を孕んだ、本格的なミステリーです。
主人公の久乃は、淋しい背景をもつ少女。
幼いころ、ガス爆発の被害に合い、その後両親はあいついで死亡。
現在は、亡き父の後妻とその子供たちと暮らしている。
血のつながりのない中で、久乃のの心を知るものは、「羊」。
彼女だけに見える、空想の産物。人の言葉がはなせる羊。ある日、久乃の高校の教師が、死んだ。
自殺ではなく、何者かに殺害されたという。
その事件が、久乃の過去をおびき寄せる…。
絵が美しく、端整ですね。ため息ついてしまうくらい、キレイです。
そして、羊やコンパクトの飾りなど、小道具といえるものの使い方が、ウマイ!
それらが、ぐんぐんと物語に引きつけるのです。
そして、自分と同じような過去を背負っているかに見える「雪成」という男との、宿命的な出会い。
なにもかもが、過去につながっていく…。
久乃は、薄幸な人生を送ってきた女の子だから、同じような魂をもつ雪成に惹かれてしまう。
でも、でも…。
あなたを照らす太陽は、きっとそれではないのでは…? と思ってしまうわたし。
幸せになって欲しい、と願いながら、ページをめくりました。
さまざまな要素がからんだ物語。
どう収束するのか、楽しみです。
暗い海の底に、眠る魚。
眠りながら、生きる。止まっているような時を…。
不思議なタイトルだな、と思いました。
シーラカンスなんて、およそ、少女漫画っぽくない。
内容も、暗い海の底を連想させるような、
闇を孕んだ、本格的なミステリーです。
主人公の久乃は、淋しい背景をもつ少女。
幼いころ、ガス爆発の被害に合い、その後両親はあいついで死亡。
現在は、亡き父の後妻とその子供たちと暮らしている。
血のつながりのない中で、久乃のの心を知るものは、「羊」。
彼女だけに見える、空想の産物。人の言葉がはなせる羊。ある日、久乃の高校の教師が、死んだ。
自殺ではなく、何者かに殺害されたという。
その事件が、久乃の過去をおびき寄せる…。
絵が美しく、端整ですね。ため息ついてしまうくらい、キレイです。
そして、羊やコンパクトの飾りなど、小道具といえるものの使い方が、ウマイ!
それらが、ぐんぐんと物語に引きつけるのです。
そして、自分と同じような過去を背負っているかに見える「雪成」という男との、宿命的な出会い。
なにもかもが、過去につながっていく…。
久乃は、薄幸な人生を送ってきた女の子だから、同じような魂をもつ雪成に惹かれてしまう。
でも、でも…。
あなたを照らす太陽は、きっとそれではないのでは…? と思ってしまうわたし。
幸せになって欲しい、と願いながら、ページをめくりました。
さまざまな要素がからんだ物語。
どう収束するのか、楽しみです。








