おしりのふた」て。
おしりのふた」て。
なんなの、いったい~!????

思わず手にとって、カワイイのかえげつないのかわからん表紙におののきながら、ついついレジまで行っちゃったわよ。
お金はらうの、ちょっと恥ずかしかったけどさ。

桐島いつみさんって、「私は主人公」というシュールなギャグ漫画を描いていたのよね。
その昔、はまった記憶があるわ。

絵柄はとりあえず少女漫画なんだけど、なんというか脱力系で、オチてるんだかオチてないんだかわからないようなラストになる場合が多く、「なんかよくわからんけど、オモロイ!」って思ってたの。

その彼女の、エッセイ漫画。
しかし、エッセイったってあーた、昼下がりに小洒落たカフェでロイヤルミルクティーを飲みながら読むような種類じゃないわよ。

なんてったって、「おしりのふた」よ!
「痔」の話なのよ!!!

桐島さん、ある日とつぜん、主になってしまったのだそう。
肛門科体験や、おしりにできたおでき報告など、下半身の話題これでもかってくらいたくさん。
あたくし、幸いなことに痔の経験はないのだけれど、毛深い悩みとか、花粉症の苦労とか、うんうんそーなんだよね…とうなずくことしきりの話題もてんこもり。
よくぞここまで! あっぱれ! と思うくらい、自虐的な話が満載なの。
だけど、悲壮感なし。
そこ、大切よ。

あとね、競馬とかパチンコとか、おならの方向が変わるくらい太った話とか…。
だけど、悲壮感なし。
い、いーのかしら?

それから、強烈なのが旦那さんの話。
トイレしているところを見にくるとか、トイレのタオルでうんこふくとか、うんこでないと踊りだすとか……。
だけど、悲壮感なし。
だ、だ、ダイジョーブですかあ…????

そんなこんなで、めでたく「尻作家」のおひとりとなった桐島いつみさんの、不思議な日常を垣間見ることのできる、貴重な本だと思うわ。
まぁ、こーゆーのお好きな方にしか、ススめられないけれど。