デカワンコ 1
あの「ごくせん」の森本梢子さんの新作。
今度は、可愛らしいフリフリファッションに身を包んだ女の子が、主人公です。
でも、彼女の職業は、刑事。
ちょっとオヤジのニオイのする職業ですよね…。
デカいワンコ、ってこと?
と首をかしげながら読んでみましたが、
デカ → 「刑事」で、ワンコ → 主人公の名前「一子」ってことなの。
犬の話では、ありません。
花森一子は、警視庁捜査一課強行犯捜査第6班に所属し、
過去に警視総監賞もとったことのある刑事。
ただ、外観はフリフリファッションのカワイコちゃんであり、
態度・言動も中学生のよう。
周囲の刑事のオヤジどもや、
荒くれた若い刑事には、理解不能な存在。
しかし、一子には、誰にも負けない能力がありました。
それは、彼女の鼻。
つまり、嗅覚。
一子の鼻は、犬なみにニオイをかぎつける能力にたけていたのだ~!!
って、その能力、ビミョーでは…?
たとえば、豊富な知識と教養、
そして卓越した推理力などを備えた刑事が、
なおかつ鼻もいいとなると、話は別。
どんな難事件でも、解決してくれそうで、そりゃ期待できる!
しかし、一子の場合、たけているのは嗅覚だけ。
あとは、運動能力も低いし、常識もあまりなさそう…。
頼りになるのかな~…って、
6班のオヤジたちじゃなくても、思ってしまう。
それでも、事件に食らいつき、
どこからもニオイを嗅ぎ取ろうとするバイタリティーはスゴイ!
それから、ニオイを嗅いでいるときの顔も、これまたスゴイ!
ドラマになりそうな面白さだな~、と思いながら読んだのですが、
この一子の、ニオイを嗅ぐ顔ができる女優がいるか!?
いないだろうな~、と思わせるスゴ顔です。
うーん、あえてドラマにして欲しい…。
6班の刑事たちも、バラエティーに富んでいるキャラクターで、
これからの展開が楽しみです。
2巻以降も、難事件にトライしてくれそうで、期待します!








