ぬらりひょんの孫 1・2
妖怪モノ、大好き!
ゲゲゲの鬼太郎も、幼いころから見ていたし。
他にも、妖怪モノの漫画って、たくさんありました。
昔もいまも、妖怪を題材にした漫画や小説、多いですよね。
それだけ、日本人にとって妖怪は身近な存在なんでしょう。
人とは異なるけれど、自然とともに暮らし、鋭い知覚を持ち、ときに人の生き方に警鐘を鳴らす。
その姿は、神に近いんじゃないかな。
人間にとっては、どこか憧れの存在(!?)なのかもしれません。
さて。
ぬらりひょんは、その妖怪たちの親玉、または総大将として知られてます。
大変賢く狡猾で、ゲゲゲの鬼太郎でさえ手こずる相手。
そのぬらりひょんの孫で、人間と妖怪のクォーター、奴良リクオ。
元気いっぱいだけれど、きまじめで品行方正、人のためになる人間になるのが望みという、なんとも殊勝な心がけの男の子。
自宅は大きな妖怪屋敷で、おじいちゃんのぬらりひょんや妖怪たちと、にぎやかに暮らしています。
ぬらりひょんは、自分の後継者として三代目の孫のリクオに、妖怪の主の座を継がせたいのですが、リクオは、拒否。妖怪なんて悪いことばかりしている、ぼくは人のためになる人間になるんだ! というわけなのです。
けれど、夜になり、いったん妖怪の血が体内で燃えると、リクオは変わるのです。
ふつうの少年から、妖怪の主に!!
この変化した姿が、なんとも魅力なんです~。
絵柄も、可愛らしい絵から、筆で描いたような力強さに。
取り巻きの妖怪たちも、ちまちました情けない様子から、みな格好よくなります。
リクオは妖怪の血がたぎると、目つきが鋭くなるんだけど、鋭いだけではなく色っぽい流し目をしているよう。
高橋葉介さんの「夢幻紳士」(大好き~♪)にも似ているような…(気のせいかな?)。
口調も変わり、決めのコマは歌舞伎みたい。ケレン味たっぷりで、ホレボレします。
人にあだなすような奴ぁ、
オレが絶対ゆるさねえ。
世の妖怪どもに告げろ。
オレが魑魅魍魎の主となる!!
全ての妖怪は、
オレの後ろで 百鬼夜行の群れとなれ
う~ん、しびれる!!
カッコイイですね~。
しかし、このカッコイイ妖怪のリクオとふだんのリクオと、ギャップがあり過ぎる!
そこらへんのギャップのあり過ぎ加減が、いまいち物語に溶けこめないところかなぁ。
ふだん生活が、ちまちまとし過ぎてて、あまり魅力を感じないんですよね…。
緩急をつけるつもりなのかなぁ……でも、いまいち効果的に表現できてないと思う。
あとね~、バトルシーンに、カタルシスを感じさせてほしいですね。
妖怪のリクオは魅力的だけれど、彼のかっこよさだけでなく、その闘いも、もっと魅力的に描いて欲しい。
2巻では、牛鬼の出現で、妖怪のリクオが多く出現します。
つまり、それだけ危機的状況がある、というわけですね。
彼がもっと活躍して、もっともっと、ロクデナシの魅力のよーなものをまきちらしてくれたら…面白くなるんじゃないかなぁ。
あ、雪女のつららちゃんが、とてもカワイイです♪
1月初めに、3巻が出ていたんですね。
つづき、ちょっと期待して読んでみよーかな。








