夢の真昼1・2
あなたは、ケンカ、できますか?
わたしは、苦手。
ケンカどころか、まず、人づきあいが苦手。
なかなか人に、自分の思いを伝えられない。
人に「ノー」をいうことが、できない。
あきらめることも、しばしば。
人と対峙することって、とってもむずかしいものだよね。
このマンガには、「因業ババア」と呼ばれる婆様が登場します。
主役の小田桐鈴子(20歳)が間借りする、
大きな古いおうちの家主。
やさしく素直な鈴子を、婆様は気に入ります。
そして、彼女を利用しようとする姉と
「ちゃんと向き合って、戦え」と、アドバイスするのです。
こいつは敵だとはっきり見定めろ。
敵に容赦はいらない。
自分の弱みは絶対みせない。
自分の陣地は死力を尽くして守り抜く。
これがケンカのやり方だ。
婆様は、鈴子にこう説きます。
(カッコイイ~!)
そして、日々の生活を通して、
鈴子は婆様に生きることを教わっていく…。
ベテラン作家の吉村 明美さんの作品で、
ほんわかした日常の中に、凛とした厳しさが漂います。
日ごろのヤワな自分に、喝を入れてもらうために、読む。
そんなマンガ…ですかね。
2巻は、同居を始めた婆様の孫(イケメン)との、
不思議なラブが中心。
いきなりラブコメになっちゃって、
それはそれでおもしろいんだけれど、少し残念…かな。
婆様の教えを、もっと聞きたい! と、
ヤワなわたしは、思ってしまいます。








