あなたは、ケンカ、できますか?

わたしは、苦手。
ケンカどころか、まず、人づきあいが苦手。
なかなか人に、自分の思いを伝えられない。
人に「ノー」をいうことが、できない。
あきらめることも、しばしば。
人と対峙することって、とってもむずかしいものだよね。

このマンガには、「因業ババア」と呼ばれる婆様が登場します。

主役の小田桐鈴子(20歳)が間借りする、
大きな古いおうちの家主。
やさしく素直な鈴子を、婆様は気に入ります。
そして、彼女を利用しようとする姉と
「ちゃんと向き合って、戦え」と、アドバイスするのです。

こいつは敵だとはっきり見定めろ。
敵に容赦はいらない。
自分の弱みは絶対みせない。
自分の陣地は死力を尽くして守り抜く。
これがケンカのやり方だ。

婆様は、鈴子にこう説きます。
(カッコイイ~!)

そして、日々の生活を通して、
鈴子は婆様に生きることを教わっていく…。

ベテラン作家の吉村 明美さんの作品で、
ほんわかした日常の中に、凛とした厳しさが漂います。

日ごろのヤワな自分に、喝を入れてもらうために、読む。
そんなマンガ…ですかね。

2巻は、同居を始めた婆様の孫(イケメン)との、
不思議なラブが中心。

いきなりラブコメになっちゃって、
それはそれでおもしろいんだけれど、少し残念…かな。

婆様の教えを、もっと聞きたい! と、
ヤワなわたしは、思ってしまいます。